明日は!

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    明日は林田薬局さんで「発達障害について」お話してきます。

     

    奈緒美先生と「中間の体験の大切さ」についていろいろお話をしました。おひさまクラブは子ども達にとって、学校や塾や習い事でもない、家庭でもない、中間の体験ができる場・・・なるほどなぁと思いました。

    いろんな学校のいろんな学年の子ども達と混じり合い、自分の気持ちを大切にしながら、好きなことに没頭したり、お友達とイタズラをしたり、ケンカしたり、大人に反抗をしたり・・・きれいいくことはありませんが、子ども達はすごくイキイキとしていることだけは確かです!!

    そういう体験の中で発達に凸凹のある子ども達も少しずつ育っていきます。

    立派な大人が教えたり、躾をすることだけが、子どもを育てるというわけではありません。

     

     

    土曜日の子ども達の様子です★

     

     

     

     

     

     

     

     


    虹色教室 奈緒美先生のレッスンの様子

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      11月10〜11日 虹色教室の奈緒美先生をお招きしてお泊りレッスンを開催しました。

      小さい子から大きな子までワイワイ楽しく工作タイム

       

      集中

       

      素敵なお部屋ができました💛

       

       

      楽しい2日間を過ごしました。

      参加されたみなさまお疲れまでした。

      そして、奈緒美先生ありがとうございました💛

       

      写真を撮りそびれてしまったのが残念💦

      いろいろ書きたいことありますが、もう少し整理してから書きたいと思います。

       


      明日から奈緒美先生来られます!

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        明日から虹色教室の奈緒美先生のレッスンです。

        参加される方は、工作用具を持ってきて下さいね。

        よろしくお願いします。

         

         

         


        興味のあるものを再現する力、お友達を模倣する力

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          〇ちゃん(2歳1か月)は大好きな★君から少し距離をとってママの近くでおままごと。

          お鍋で煮たり、冷蔵庫に入れたり、器に盛ってママと一緒に食べたり〜日常の生活を再現しています。

          ひとり遊びを楽しみながらも、チラチラと★君の様子をうかがっています。

           

          とにかくやりたいこといっぱいの★君!

          入室するなり、ビルターシステムを出しブルドーザーを作り、ビーズをすくってトラックに乗せて運びます。

          次に、ドールハウスの椅子や机・冷蔵庫・トイレ・お風呂を出し、人形を並べ始めました。人形が3人椅子に座って食事をしているシーンを上手に再現していました。

           

          キッチンでは、まな板と包丁を出して食材をチョッキン チョッキン!!

           

           

          毎回定番の流しそうめんは、雨どいや椅子を運び、一人でサッサと段取りをします。

          もちろん、水も水道に行ってペットボトルに汲んできます。

          自分がこうしたい!というイメージをしっかりと現実に実行する姿には驚きます!!

           

           

          そんな★君に憧れている〇ちゃんは、少し慣れてくると、★君と同じことがやりたくてたまりません💦。

          小さな大工さんをトントンと一緒にやってご機嫌💛

           

          お絵描きも一緒💛

           

           

          お外も一緒(写真ありませんが…)。お外では稲刈りをした田んぼで★君の後ろをついて歩きまわりママから離れても平気です。デコボコの地面を転んで起き上がり、バランスをとりながら懸命に追いかけていきます。

           

          何でも同じことをやりたがる〇ちゃんが、邪魔になってしまった★君、最後に疲れが出てくると、大きな声で威嚇したり、怖い顔をしたり、押したりしていましたが、〇ちゃんは遊びだとおもってケラケラ笑っています。もちろん泣くこともありますが、泣いてもめげずに★君について回っていました。

           

          この時期、ケンカしても、怒られても、自分の興味のあることに対しては貪欲に向かっていく子どもの姿は逞しいものです。子どもが真に欲していることは何か?そこから何を学ぼうとしているのか?そういう子どもの力を大人は奪わないとうにすることが大切だなぁと思います。

           

           


          プログラミング ビスケット

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            1年生の★君がプログラミングビスケットで作ったものです↓

             

            上記は「みんなであそぶ」の方で作ったので思うような動きができなかったのですが、「ひとりであそぶ」の方で作れば簡単なゲームができます。

            私もいくつか作ってみましたがけっこう面白い!!

            お絵描きもいいし、動きをプログラムしてもいいし、遊び方はいろいろできそうです。

            まずはどんなものか大人も楽しんでみるのもいいのかもしれません。

             

             

             

             


            芋の子を洗う

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              「芋の子を洗う」の意味→里芋を桶 (おけ) などに入れて棒でかきまぜて洗うようすから》狭い所で多数の人が込み合うようすのたとえ。

               

              誰の本だったか?講演だったか?忘れてしまいましたが、「子どもは、芋の子を洗うようにぶつかり合って育っていく・・・」という例えが、私の頭の片隅に残っています。

              はじめ、土のついた真っ黒い小さな里芋がぶつかり合ってきれいになっていくイメージと、子ども達が何度もケンカしながら仲良くなっていくイメージが重なります。

               

               

              お友達が大好きだけど、どうやって仲良くなっていいのか?不安から相手に強くでてぶつかりあり合いながらも、数十分前までケンカをしていた一人っ子同士の1年生・・・

              いつの間にやら、二人でゲームに夢中↓

               

              近所の秘密基地を探検したり、私に悪態をついて意気投合〜(笑)

               

              子どもはみんな凸凹しています。その凸凹は誰かにコントロールされたり強制されたからといって丸くなることはなく、子ども同士の中でぶつかり合いながら少しずつ丸くきれいになっていくように感じます。大事にされてぶつかっていない子は大人になってコミニュケーションが上手くいくのか心配です。

               

               


              問題を解決する力と怖いものを想像する力

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                年長さん女の子の様子↓

                 

                恐竜のお城を作る〇ちゃん(6歳)

                 

                 

                その奥には牢屋があり、人形を紐でグルグル巻きにして捕まえてきて牢屋に入れる☆ちゃん(5歳)

                 

                 

                ☆ちゃんが忙しく往復していうちに、〇ちゃんのお城をぶつかって壊してしました。

                一瞬気まずい雰囲気が流れましたが〜

                ☆ちゃん「・・・💦ごめんね!」

                〇ちゃん「・・・💦また作ればいいしゃん!」

                ☆ちゃん「そうだね。一緒に作ろう!」

                〇ちゃん「うん!」

                二人で、もっとりっぱな恐竜のお城を作り直しました。

                 


                こういうなにげないやりとりは日常茶飯事で、小さい子や精神的に未熟な子は、ケンカになったり、泣いたり、怒ったり、するのは当たり前のことです。(家庭の中では甘えがあるからもっと大ゲンカになるでしょうが💦)でも、ママから少し自立をして精神的に成長をしてくると、大好きなお友達に対しては少しだけ我慢をして、和解できる力がついてきます。

                「失敗しちゃった どうしよう!」「壊されて 悔しい!」という気持ちを感じつつも、相手の立場を想像して、その場で自分の気持ちをコントロールできるようになるって、とてもすごことだと思います。

                強い感情ほど自分の内面に深く残り、上手く解決できた経験は次に生かされていくことでしょう。

                 

                お母さんのお話では、最近☆ちゃんは「お母さん死なないでね」「死んだらどうなるの」と心配そうに話をするそうです。☆ちゃんの中に新たな世界が広がり不安が大きくなっているのかもしれません。

                こういう時期はちょっと怖い遊びが表出してきます。ごっこ遊びの中で、こわい恐竜のお家や牢屋を作ったり、私を泥棒に見立てることは、自分の内面の不安や恐怖を表に出して笑い飛ばして少しずつ解消されていくようです。

                 

                お互いの気持ちを察して上手く和解する力がつくことと、怖いものを想像する力は、どちらがどうかではなく、心の成長過程の中で同時に並行して成長していくのかもしれません。

                 

                 

                 


                不安やネガティブな気持ちを乗り越える

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                  「斧は怖いけど・・・使ってみたい」葛藤を乗り越えて〜

                  1年生の☆君、斧で薪割り

                   

                   

                   

                  「弱い自分と・・・強くなりたい自分」葛藤を乗り越えて〜

                  3年生の●君、海から拾ってきた長い棒で武器作り

                   

                   

                  「めんどくさいけど・・・食べたい」葛藤を乗り越えて〜

                  3年生の◇君大学芋作りで大きなお芋を包丁で切ってます。

                   

                   

                  子どもは、遊びの中で自分の願望を現実の力にするために様々な葛藤を抱えてながらも、それを乗り越える力をもっています。自分の心の声を感じ、願望を現実にするためのプロセスの中で様々なことを身に着けていきます。

                  子どもが葛藤や願望を自分の心で強く感じる前に大人が横から入ってきて、指示や命令をしたり、できるようにサポートしていまうことは、もったいないことだと感じています。なぜならば、表面的には同じように見えることでも、見えない部分、頑張る根底になる「情動」が動かなければ、形だけになってしまわないか・・・だから「心」が育たないのではないかと危惧ています。

                  怖がり、不安、めんどくさがり等は、誰の心にもある弱さです。そこを乗り越えるには、自分の意思や技術が必要になります。遊びの中では、誰から強要されることもないので、逃げることもできるし、自分がチャレンジできる気持ちになったときにチャレンジして、いつの間にか?あれ?できていた?自分ですごいな!!と無意識に経験できる場がたくさんあります。

                   


                  感情面の発達

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                    グリーンスパン著「自閉症DIR治療プロブラム」の中に、感情面での定型発達の大切な部分を要約して書かれています。発達に問題のある子だけでなく、問題のない子にもとても参考になるので一部ご紹介します。

                     

                    • ステージ1:情動調整と外界への関心:0〜3か月→赤ちゃんは自分の内的感覚に由来する感情を伝えることを学びます。例えば、おなかのガスがグルグルすることを泣くという形で外の世界に伝えます。親はこの意図を引き出すために、おなかをやわらかくなで、優しい声をかけ、大げさに微笑み、訴えかけるような目つきをします。赤ちゃんはこのようなかかわりによって感情的に心地よい状態になることを知ります。親は赤ちゃんが好む刺激を見つける必要があります。この段階のポイントは注意を共有することです。
                    • ステージ2:外界とかかわる:2〜5か月→温かく育てられると、赤ちゃんは特定の人間への興味や関心を強めていきます。親からもたらされる喜びによって、赤ちゃんは親の声の調子や表情からその感情や意図を読み解くことができるようになっていきます。
                    • ステージ3:意図の芽生えと双方向のコミニュケーション:4〜10か月→6か月くらいになるまでに、赤ちゃんは自分の感情をシグナルに変換し、周囲に伝えるようになってきます。赤ちゃんが母親に微笑むと母親から微笑みが返ってきます。これがコミニュケーションの行きかいです。8か月頃には、赤ちゃんは新しく学んだことをもとに空間認知をするようになり、行動の計画を立てるようになります。ガラガラが床に落ちたのを目で追うようになり、それを隠したお父さんの手を見つめたり、それに触れたりします。
                    • ステージ4:問題解決、感情と行動のコントロール、自己意識の形成:10〜18か月→母親の手をとって庭に出るためのドアを開けてくれるように身振りで示すようになります。ブランコを指さし、乗りたいとせがむようになります。同時に、母親は子どもの1つ1つの身振りや音声に対応し、絶えずコミニュケーションの行きかいをするのです。
                    • ステージ5:シンボルの創造、言語の観念のめばえ:18〜30か月→感情と関連する体験とやりとりを通じてイメージに意味が与えられ、言葉が生まれるのです。もっと幼いころは母親に抱きつくことで愛情を表現していましたが、いまや「お母さん大好き」というシンボルとして言葉を使うことで愛情を表現するのです。シンボル化された考えは言語の発達につながり、それはまた、多くの領域にわたってさらに高度な知識レベルに発達します。
                    • ステージ6:感情的思考、理論、現実感覚:30〜42か月→2歳半になると複数のシンボルをつなげて理論的に考える能力が高まり、自問自答しながら考えられるようになります。子どもは「お母さん車はどこ?」と質問したり、「いったいどこにあるの?」と聞かれたら「あそこ!」と答えたりするようになります。「ねぇ どうして玩具が欲しいの?」と聞かれたら考えを論理的につなげることが出きる子どもは「遊ぶため」と答えます。自分の考えと他人の考えを論理的に結びつけることは、新しい現実を理解するための第一歩です。
                    • ステージ7:多面的に因果関係と三角的な思考→子ども達は単一の原因・結果から多面的な因果関係の思考へと発達していきます。例えば友達が自分と遊びたくないときに、「彼は僕のことが嫌いなんだ」と結論づけるのではなく、、「今日は誰か他の人と遊びたいのだ」「僕が任天堂ゲームでばかり遊んでいるから、僕とは遊びたくないのだ。他の遊びをすれば遊びに来てくれるかもしれない」と考えられるようになっていくのです。
                    • ステージ8:グレイゾーンの理解、様々な感情の弁別→多面的で三角的な考えができるようになると、子どもは感情や出来事や現象を様々な度合いで理解し、それらの相対的な関係を理解することができるようになります。例えば「僕はちょっとだけアタマにきている」とかです。妥協を覚えることで、子どもはさまざまな問題、特に集団内で生じる問題を解決する方法を新たに身につけることになります。
                    • ステージ9:自己意識、内省と自己規範の確立→思春期や青年期の頃には、より複雑な感情的な交流によって自分の内なる規範と関連付けた考えをするようになり、自己意識が確立していきます。自分の経験を批判的に眺められるようになります。仲間の行動をみて「まぁ、彼がそれをするのはいいんじゃない。でも、僕の場合はちょっと違うんだ」というように。

                     

                     

                    身体や知能と同様に感情も発達していきます。赤ちゃんが泣いたときにママがあやす、赤ちゃんが微笑えんだときにママも微笑む、赤ちゃんが関心を持つものにママも関心を向ける・・・当たり前のことのようなことが、人の感情にどれだけ影響を与えるのかを改めて感じます。

                     

                     

                     

                     

                     


                    文部科学省参考メモ〜各発達段階における子どもの成育をめぐる課題等について〜

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                      文部科学省が「各発達段階における子どもの成長をめぐる課題等について(参考メモ)」ネットで紹介されていたのがとて興味深かったのでご紹介します。

                       

                      文部科学省

                      各発達段階における子どもの成育をめぐる課題等について(参考メモ)[改訂]

                      1.背景・趣旨

                      ○ 社会構造の変化を背景として、子どもの成長をめぐる環境にも、かつてなかったような大きな変容が生じてきている。
                       現代の子どもの成長には、以前の子どもたちとは異なる形での特徴が見られるようになったり、従来あまり注目されなかった領域で、多くのつまずきが起こるようになったりもしている。

                      ※ こうした課題・問題点が生じる要因については、様々な要因が絡み合っているものと考えられるが、とりわけ、以下のような社会変化に対しては、十分留意する必要がある。
                      《特に留意すべき社会変化》
                       ・社会規範の流動化・弱体化、価値観の多様化
                       ・日本的な共同社会の変質、地域における人間関係の希薄化
                       ・親の孤立、家庭の養育力・教育力の低下
                       ・子どもの生活体験、自然体験等の機会の減少
                       ・テレビ、携帯電話・インターネット等の情報メディアの普及

                       子どもの成長過程においては、多くの子どもに共通に見られる各発達段階ごとの特性(一定の法則性)があること、また、それぞれの段階で達成しておくと、その後の発達が順調に進むが、その達成につまずくとその後の発達に支障を来す可能性のある課題(発達課題)が存在することが指摘されている。

                      ○ 子どもの健やかな成長と人格の形成を考える上でも、こうした視点を踏まえた、適切な支援・指導(子育て・教育)を行っていくことが重要である。

                      ○ これらを踏まえ、様々な社会変化の影響下にある現代の子どもの成育について、発達心理学等の関連分野の知見も踏まえつつ、改めて課題等を整理し、その上で、これからの徳育の在り方等について、今後さらに検討を深めていく必要がある。

                      2.各段階における発達上の特性と成育をめぐる課題等

                      (1)乳幼児期

                        ○乳児期・幼児前期(0〜2歳頃)

                      【 発達上の特性 】
                      ・ 乳幼児は、まず、自分を守り、自分に対し応答的にかかわる特定の大人(多くの場合、母親)との間に、情緒的な絆(愛着)を形成する。そこで育まれる安心感や信頼感を基にして、身近な人や環境に対する興味や関心が芽生え、人間関係を広げると同時に外部への探索行動を行う。
                      ・ 表象機能の発達により、自分が行おうとすることをあらかじめイメージできるようになり、自分なりの「つもり」を持ちながら行動するようになる。自分の思いどおりにしようとして、親等に止められるなど、「してよいこと」・「してはならないこと」をめぐって親等との間に綱引きが始まる。
                      ・ 大人の言うことがわかるようになり、自分の意志を大人に伝えたいという欲求が高まる。さらに、発生が明瞭になり、語彙も増加していき、自分の意志や欲求を言葉で表出できるようになる。
                      ・ 身体的技能の発達とともに、食事、衣服の着脱など身の回りのことを自分でしようとするようになる。

                      【 課 題 】
                       ・親等への愛着の形成、人に対する基本的信頼感の醸成
                       ・欲求に基づく適度の自己主張と自己抑制の学習
                       ・身辺自立への訓練・学習

                      ※ 現代的特徴として指摘される現象又は問題点
                      ・ 都市化、核家族化、地域における地縁的なつながりの希薄化などの社会状況の変化の中で、子育てへの不安やしつけに対する自信喪失を抱えたまま、孤立しがちな親が多く見られるようになっている。
                      ・ 乳幼児期における身体の成長(身長、体重等)や知的な発達(言葉の習得など)の面で、自分の子どもを他の子どもと比較し、それに一喜一憂している親の姿が多く見られる。
                      ・ 親子の関係をめぐっては、子どもを放任する親、子育てに無関心な親がいると同時に、過保護・甘やかせすぎの親、子どもに過干渉したり、子どもとの関係に依存したりする親、子どもを虐待する親もいるなど、多様な問題が指摘されている。

                      ○幼児後期(3〜6歳頃)

                      【 発達上の特性 】

                      ・ 食事、排泄、衣服の着脱など、自立できるようになるとともに、食事、睡眠等の生活リズムが定着する。
                      ・ 生活の繰り返しの中で、身体感覚を伴う直接的な体験や、具体的な事物に関連させながら、世界に対する認知を広げていく。
                      ・ 幼児期の特徴として、他人が自分とは異なる見方・感じ方・考え方をすることを理解できない「自己中心性」があるが、一方で、他者の存在・視点にも次第に気付き始める。
                       遊びを中心とした友達とのかかわりあいを通じて、道徳性や社会性の原型といえるものを獲得していく。

                      【 課 題 】
                       ・遊びの発達、子どもどうしの相互交渉の深まり
                       ・基本的な生活習慣の定着・確立
                       ・善悪の区別についての学習と良心の芽生え

                      現代的特徴として指摘される現象又は問題点
                      ・ 少子化の影響等もあり、地域の中での子ども同士のかかわりが減少している。
                      ・ 家庭におけるしつけが十分になされず、成長期に不可欠な基本的な生活習慣・生活リズムが大きく乱れている。
                      ・ 幼児期においても、子どもに知的な教育を早期に始めようとする傾向が、都市部等を中心に強くなっている。

                      (2)学童期

                      ○小学校低学年

                      【 発達上の特性 】
                      ・ 身体的・運動的な機能の発達に伴い活動の範囲が広がるが。言葉と認識の力も高まり、ある程度時間と空間を超えた見通しが持てるようになる(自然等への関心も増す)。
                      ・ 幼児期の自己中心性も残っているが、他人の立場を認めたり、理解したりする能力も徐々に発達してくる。学校等での生活経験を通じ、集団の一員との意識をもつようになり、子どもたち同士でも役割を分担して行動したりするようになる。
                      ・ 「大人が『いけない』ということは、してはならないない」といったように、善悪の判断は、大人の権威に依存してなされ、教師や保護者の影響を受けやすい。また、行為の動機よりも結果を基準とした道徳的価値判断を行う傾向が強いが、してよいことと・悪いことについての理解はできるようになる。

                      【 課 題 】
                       ・学校における集団生活への適応
                       ・善悪判断に関する基本的な尺度・枠組みの確立
                       ・自然や生命に対する感性等の涵養

                      ※ 現代的特徴として指摘される現象又は問題点
                      ・ 子どもが基本的なしつけを受けないままに入学し、集団生活のスタート時点で問題が顕在化するケースが多くなっている(いわゆる「小1プロブレム」)。
                      ・ 社会規範が流動化し、良いこと・悪いことについて、親や教師、地域の大人が自信を持って指導できなくなっている(叱れない大人、迎合的な親)。

                      ○小学校高学年

                      【 発達上の特性 】
                      ・ 物事をある程度抽象化して認識することが可能となり、その能力が増す。対象との間に距離をとって分析できるようになり、自分のことも客観的に捉えられるようになる。
                      ・身体的にも知的・社会的にも成長し、有能感(又は、これに失敗し劣等感)を持つ。
                      ・ 集団とのかかわりにおいては、徐々に集団の規則や遊びのきまりの意義を理解して、集団目標の達成に主体的に関わったり、共同作業を行ったり、自分たちできまりを作り守ろうとしたりすることもできるようになる。
                      ・ 排他的な遊び仲間同士で活動するギャングエイジを迎え、学校(学級) においては、幾つかの閉鎖的な仲間集団ができる。集団間の争いや、所属する集団への付和雷同的な行動も見られるようになる。
                      ・ 道徳的判断については、行為の結果とともに行為の動機をも十分に考慮できるようになる。理想主義的な傾向が強く、自分の価値判断に固執しがちになる。

                      【 課 題 】
                       ・抽象的な思考様式への適応、他者の視点への理解力の発達(←→「9歳の壁」)
                       ・活動能力の広がりに応じた現実世界への好奇心(興味・関心、意欲)の涵養
                       ・対人関係能力、社会的知識・技能の向上(敵対する者も含めた同年代の者とのつきあいを学ぶ)
                       ・良心・道徳性・価値判断の尺度の高次化・強化

                       ※ 現代的特徴として指摘される現象又は問題点
                      ・ メディアを通じた疑似体験・間接体験が多くを占め、人・モノ・実社会に直に触れる直接体験の機会が減少している。
                      ・ ギャングエイジを経ないまま成長する子どもが増えている。
                      ・ 自尊感情を持てないでいる子どもが数多くいる。

                      (3)青年前期(思春期)

                      【 発達上の特性 】
                      ・ 内省的傾向が顕著になって自意識も一層強まる。自意識と実態との差に悩む時期でもある。程度の差はあるものの周囲の期待に添って「良い子」として振る舞ってきた者も、様々な葛藤や経験の中で、自分の生き方を模索するようになる。
                      ・ 他者との関係では、親や教師の存在は相対的に小さくなり、特定の仲間集団の中に安息を見出すようになる。親への反抗期を迎える。仲間特有の言語環境で充足を覚え、排他的であることをよしとし、仲間どうしの評価は強く意識するが、広く他者と意思疎通を図ることには意識が向かわない傾向もある。性意識が高まり、異性への興味・関心が大きくなる。
                      ・ 具体的な事柄に関して首尾一貫した思考が可能であるだけでなく、目に見えない抽象的な事柄についてもかなり深い思索ができるようになり、多くの人々からなる社会の存在を認識し、個人と社会との関係等についても理解できるようになる。

                      【 課 題 】
                       ・自己同一性の確立に向けた模索
                       ・特定の友人との深い人間関係の形成
                       ・異性との望ましい関係の学習

                      ※ 現代的特徴として指摘される現象又は問題点
                      ・ 反抗期を経ないまま成長する子どもが多くなっている(「友達親子」の増加)。
                      ・ 孤立を恐れる「群れ指向」と友人関係の深まりを忌避する「ふれ合い恐怖」を併せ持つ子どもが多くなっている。

                      (4)青年中期

                      【 発達上の特性(従前から指摘されてきたもの) 】
                      ・ 生活空間が飛躍的に広がり、それに伴って情報も生活体験も格段に拡充する。
                      ・ 思春期の混乱から脱しつつ、大人の社会を展望するようになる。自分は大人の社会でどのように生きるのかという課題に出会い、真剣に模索し始める時期であるが、真剣に考えることを放棄して、目の前の楽しさだけを追い求める者もいる。
                      ・ 知的にも情緒的にも人間や社会に対する認識が深化する可能性のある時期である。法やきまりに対してもそれ自体の正しさを問うたり、社会規範の相対性の面に関心が向かうなど、メタレベルでの認識が進んでいく。

                      【 課 題 】
                       ・自己同一性の確立、親や他の大人からの情緒的自立(心理的離乳)
                       ・自らの進路を選択・決定できる能力の獲得
                       ・市民としての必要な知識の習得・態度の形成
                       ・社会的に責任のある行動の遂行

                      ※ 現代的特徴として指摘される現象又は問題点
                      ・ 子離れできない親・親離れできない子どもが増えている。
                      ・ 将来に展望を持たない刹那主義的な傾向の若者が増えている。
                      ・ 小さな仲間集団の中では濃密な人間関係を持つが、その外側には無関心となる傾向が強くなっている(社会や公共に対する意識・関心の低下)

                       

                      「子どもの成長過程においては、多くの子どもに共通に見られる各発達段階ごとの特性(一定の法則性)があること、また、それぞれの段階で達成しておくと、その後の発達が順調に進むが、その達成につまずくとその後の発達に支障を来す可能性のある課題(発達課題)が存在することが指摘されている。」

                      子どもの発達段階を無視した躾や教育は、その後の発達に支障を来す可能性があると言っています。発達に問題を抱えた子、家庭環境に問題を抱えた子は、どうしても定型発達どおりにはいかずに問題視されますが、そういう子ほど、時間はかかっても、もう一度やり直すことで成長してくいくこともあります。まずは、子どもが通るべき発達の道筋を大人自身がもう一度理解することが大事なことだと思います。


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